-
雨粒のルーペ 若葉に産毛あり2012.05.13 Sunday
-

雨粒のルーペ 若葉に産毛あり
あまつぶの
るーぺ わかばに
うぶげあり

[FUKUU's photo haiku]
Through the magnifying glass of the raindrop,
there are downy hair on young leaves.
雨粒のルーペをクリックして覗いてみませんか→
白いツツジに、何が見えますか...?
※クリックがランキングの順位に反映される仕組みですm(_ _)m
銀漢 2012年5月 本部句会
JUGEMテーマ:花の記憶JUGEMお題:あなたのお勧めの散歩コースを教えてください!
ブログランキングに参加しています(⌒▽⌒)
↓ポチッと応援クリック↓いただけると励みになります★
にほんブログ村

-
見送れよ 電車に乗りて春が往く2012.05.11 Friday
-


見送れよ 電車に乗りて春が往く
みおくれよ
でんしゃにのりて
はるがゆく

[FUKUU's photo calligraphy haiku]
Let's see it off. Riding the train, spring passes away.

春を乗せて、飯田橋を走る電車へクリックしませんか→
※クリックがランキングの順位に反映される仕組みですm(_ _)m
毎日新聞 ケータイ写真俳句[4月20日正午〜4月27日正午受付分]掲載
JUGEMテーマ:花の記憶
ブログランキングに参加しています(⌒▽⌒)
↓ポチッと応援クリック↓いただけると励みになります★
にほんブログ村

-
潮引きて とろりと泡を吐く浅蜊2012.05.08 Tuesday
-

潮引きて とろりと泡を吐く浅蜊
しおひきて
とろりとあわを
はくあさり
鎌倉の海岸の、灰色がかった砂浜が、好きです。
波打ち際で靴を脱いで、裸足で踏むと
灰色の砂の中から、海水と混じった黒い砂が、 やわらかく浮かび上がって
足の周りを包んでくれます。
南の島の、珊瑚が作り出す白い浜は、
白がブルーを反射して、鮮やかで、キレイだと思うのですが、
珊瑚の破片がちくちくと刺すので、裸足で歩けず...
鎌倉の海岸が懐かしくなります。

しゃがみこむと、いろんな色の小貝がたくさん住んでいます。
潮が引くと、小貝の口が砂の中から現れて、泡を吐きます。
実際に、浅蜊を見かけたことはないのですが、
『小貝』では季語にならなくて、句会へ出すために『浅蜊』で詠みました。
潮引きて とろりと泡を吐く小貝
としたい一句です★

[FUKUU's calligraphy haiku]
On the ebb tide, clams spit bubbles thickly.
鎌倉の海岸の、波打ち際をクリックしませんか→
細かくてやわらかくて、とろりとした感触です☆
※クリックがランキングの順位に反映される仕組みですm(_ _)m
第五十二回 2012年4月 「湯島句会」作品集掲載
JUGEMテーマ:花の記憶
ブログランキングに参加しています(⌒▽⌒)
↓ポチッと応援クリック↓いただけると励みになります★
にほんブログ村

-
ふらここの錆びの香りの 野原かな2012.05.05 Saturday
-

ふらここの錆びの香りの 野原かな
ふらここの
さびのかおりの
のはらかな
ふらここ;ブランコのこと

[FUKUU's calligraphy haiku]
Here is a field with the scent of the rust on the swing.
ふらここへクリックして乗りませんか→
どんな景色がみえますか...
※クリックがランキングの順位に反映される仕組みですm(_ _)m
第五十二回 2012年4月 「湯島句会」作品集掲載
JUGEMテーマ:花の記憶
ブログランキングに参加しています(⌒▽⌒)
↓ポチッと応援クリック↓いただけると励みになります★
にほんブログ村

-
街灯に透く陰翳や 八重桜2012.05.04 Friday
-

街灯に透く陰翳や 八重桜
がいとうに
すくいんえいや
やえざくら

都会の空は、黒くならない
都会の空は、いつだってグレイ
一晩中灯る街灯が、空を照らすから
そして、
街灯は、陰翳をも照らしだす。
高層ビルと首都高速の谷間のような、公園の
八重桜。
幾重にも重なる花びらの、向こう側が
ほんとうは見えないはずの、奥のほうが
街灯に透くような...

[FUKUU's photo calligraphy haiku]
Shades to be translucent to a streetlight,
it is a double cherry blossom.
グレイな階段をクリックして歩いてみませんか→
都会の谷間にある、空も階段もグレイな、公園です。
※クリックがランキングの順位に反映される仕組みですm(_ _)mJUGEMテーマ:花の記憶
ブログランキングに参加しています(⌒▽⌒)
↓ポチッと応援クリック↓いただけると励みになります★
にほんブログ村

-
ひこばえの 精いつぱいの 花ひとつ2012.05.02 Wednesday
-

ひこばえの 精いつぱいの 花ひとつ
ひこばえの
せいいっぱいの
はなひとつ
ひこばえ;春、切り倒された木の根元や、切り株から萌え出る新芽。生命力の象徴。
ちらちらと桜の花びらが降る中、ほとんど葉桜で最後の花が降りしきる中、
カナルカフェを見下ろす飯田橋のほとりの桜の木の下で、
お花見しながら、書を書きました。

昨夜から仕込んでくれたという仲間の愛情のこもったおでんを食べながら
お酒を飲んでのんびりしたら、お呼ばれされて行ってみたら、
もうすっかり雰囲気のある、かわいらしい書が待っていました。
ぽたぽたとした、赤やピンクや朱色の水玉は
新大久保で一緒に顔彩を買った友達が、色を試したかったから(かわいい色!)、
シュッとした、金色の二本線は
職業柄か直線が好きな仲間が、やっぱり直線を書いていました。
続きをどうぞ☆とのことで、無機質な直線が有機的になったらいいなぁと思って
緑色のひこばえを書いて、
友達の顔彩からかわいい色を借りて、一句書きました。
(力強い、黒々とした墨は、その後お呼ばれした仲間がピシッと散らしました☆)

いい句ができたと思って、句会に出したら選が入らず、理由を聞いてみたら、
季語におけるひこばえは新芽そのものを指し、花は指さない、とのこと。
桜の幹に小さな枝が出て、その先に精いっぱい咲いている花が好きなのですが
ひこばえの範疇に入らないそうです。残念。
とはいえ、みんなでちょっとずつパズルを組み立てるように生まれた作品であり、
書き出した友達の優しさが土台となって、かわいらしい作品になったから、
友達の部屋の壁を飾ってくれていたらいいなぁ、と思っています♪
[FUKUU's photo calligraphy haiku]
One flower of the sprout is fullest blooming.
降りしきる花びらをクリックしてみませんか→
家に帰って鞄を開けたら、桜の花びらが何枚も入っていました...
※クリックがランキングの順位に反映される仕組みですm(_ _)m
平野 壮弦先生 SOGEN書芸塾ARC お花見教室にて
JUGEMテーマ:花の記憶
ブログランキングに参加しています(⌒▽⌒)
↓ポチッと応援クリック↓いただけると励みになります★
にほんブログ村

-
何処からか鳥の声して 四月尽2012.04.30 Monday
-


何処からか鳥の声して 四月尽
どこからか
とりのこえして
しがつじん
The birdsong comes from somewhere,
and April is ending.

晩春の朱色へ、 クリックしてみませんか→
晩春を歌う、朱色です♪
※クリックがランキングの順位に反映される仕組みですm(_ _)m
In Japan, the new fiscal year and the academic year begin in April,
with cherry blossoms blooming.
新黄金俳句会 松川洋酔塾 4月
JUGEMテーマ:花の記憶
ブログランキングに参加しています(⌒▽⌒)
↓ポチッと応援クリック↓いただけると励みになります★
にほんブログ村

-
レコードの溝 滑りゆく 春の宵2012.04.29 Sunday
-



レコードの溝 滑りゆく 春の宵
れこーどの
みぞすべりゆく
はるのよい
初めて一人でクラブへ行きました。
夜の11時から朝の5時まで。
勇気を出した理由は...
フジロックフェスティバル2011で観て好きになったバンド THE DEKITS の
DJで、バンドのルーツとなるイベントだからです。
木曜日の夜なので、金曜日の仕事の休みをとって
仕事をいろいろ片付けて、行きました。
遊びに来ていたお客さんやTHE DEKITSのメンバーとおしゃべりできたのですが...
一人だから緊張するし、やっぱり寂しかったです。
THE DEKITSのライブへ何度か一人で行っていて、こういう寂しさは感じないので、
夜だから、かもしれないです。
夜の時間は長くて。
だけれど、それでも音楽を聴くのは
楽しかったです☆
[FUKUU's photo calligraphy haiku]
The spring evening slides in the groove of the record,
and passes away.
そして...
この夜に作ったこの句を、その場にいたメンバーやみなさんにお伝えできたので
嬉しかったです☆ちょっとその場が盛り上がったから。

この句を、句会に出したところ、選をいただきました。
「曲が滑らかにかかっていて、レコード盤を針が滑ってゆく。春のなまめかしい夜。
ゆっくりとした曲だろうか。
やがて、曲が終わって、針があがり、静かに横へ流れてゆく。
”夜”だと時間の幅が広がるので、”宵”とした点も良い」
という選評をいただき、ありがたかったです☆
俳誌「銀漢」2012年6月号 -金星句会-
春の宵の、花蜜へ、クリックしませんか→
曲がひとつひとつ花を開いて、春に咲き乱れる雪柳のよう...
※クリックがランキングの順位に反映される仕組みですm(_ _)m
JUGEMテーマ:花の記憶
[補足]
groove; (硬い表面につけた)溝,細長いくぼみ
in the groove
《俗語》 大いに好調で; 実にすばらしく, とってもいかして, 流行して
【由来】 レコードの溝に針がぴたりとはまって音が出ることから
ブログランキングに参加しています(⌒▽⌒)
↓ポチッと応援クリック↓いただけると励みになります★
にほんブログ村

-
目借時 ただただ水の溢れゆく2012.04.28 Saturday
-


目借時 ただただ水の溢れゆく
めかりどき
ただただみずの
あふれゆく
Here comes the season of frogs' borrowing human eyes,
the water merely overflows.
目借時;蛙の目借時〜晩春、蛙が人間の目を借りるので、眠くなる頃
眠くてしかたがない時の、抗いがたい流れをクリックしませんか→
※クリックがランキングの順位に反映される仕組みですm(_ _)m
蛙の口から吐き出された水が、まるく溢れて、ただただ流れていきます...
毎日新聞 ケータイ写真俳句[4月13日正午〜4月20日正午受付分]掲載JUGEMテーマ:花の記憶
ブログランキングに参加しています(⌒▽⌒)
↓ポチッと応援クリック↓いただけると励みになります★
にほんブログ村

-
速さの魅惑2012.04.25 Wednesday
-

エッセイを書きました★
「速さの魅惑」 福田 泉
私にとって俳句の魅力とは、「短さ」で、一読するのに、僅かな時間ですむところです。
(味わうとなると、反芻したりしてじっくり時間がかかりますが、始めの一読は短いです。)
作句には時間がかかることもありますが、読んでくださる方の時間を取らないところが魅惑的です。
なぜなら、「今は短い文章の時代だ」と思っているからです。
仕事上の知り合いや友人とコミュニケーションする手段として、インターネットで自分を表現しなければ取り残されてしまうかもしれないという状況の中で、写真と俳句を組み合わせた写真俳句を始めました。日々の出来事を流す日記風の記事が多い中、漫然と流すより、世界中のどんな方に読んでいただいても大丈夫だと胸を張れるくらい磨きをかけたものを出したい、と考えたからです。また、インターネットの世界は速く、短い文章と分かりやすい絵が好まれるからです。
写真は、一瞬で永遠を切り取れる、思考よりも速いシャッタースピードに惹かれます。
写真を撮っていると、自分は動物なんだと感じます。体が動くたびに視界が変わり、どの一瞬でシャッターを切れるかで、絵が決まります。
最近、写真俳句に、書芸を組み合わせ始めました。
書芸は、筆が紙に触れたとたん墨がにじみ始めて後戻りできない、瞬間瞬間の判断と呼吸の軌跡です。墨に顔彩を混ぜて色を出すこともあるのですが、顔彩は日本の四季の色が凝縮して宝石のように輝いていて、自分はこの色に囲まれて育ったんだ、と胸が震えるような気持ちになります。
写真俳句に書芸も組み合わせて発表したところ、自分の中でしっくりくる手ごたえがあり、また、いろいろな方からも共感を戴き、私は、俳句に写真と書芸を組み合わせた「写真&書芸俳句」という、先人のいない道に挑戦したいと思っています。
俳句、写真、書芸・・・速さに魅惑されています。
"The fascinations of speed"
For me, the charm of a haiku is "shortness" and finish in a little time to read.
(If it tastes, it will reflect on and time will be taken slowly and carefully, but a single reading to begin is short.)
It may take time to make a haiku, but the point that does not take the time of readers is fascinating.
I believe that "the age of short sentence has come".
In order to communicate with friends and acquaintances on the job, I started SNS and began to make "photo haiku" combining a photography and a haiku.
There are many diary-like articles in SNS, but the result that I want to take out an article of value people around the world to read is "photo haiku". In addition, the world of the Internet is so fast that short sentences and plain pictures are liked.
I cut eternity in an instant, and the shutter of the photograph is faster than a thought. I am attracted to the speed of the shutter. I feel that myself is an animal when I take a photograph. A picture is fixed view changes whenever a body moves and which instant can press the shutter in.
Recently, I began to combine calligraphy to photo haiku.
Calligraphy is the trace of the judgment and the breathing at the moment when a sumi begins to blur on the paper as soon as my brush touched the paper and cannot move back. I mix "gansai" which is Japanese paint with a sumi and may start a color. The color of the four seasons in Japan condenses gansai and shines like jewels, and it is in the feeling that a chest can shiver when myself was brought up among these colors.
After announcing the work which put calligraphy together in a photo haiku, I felt conviction among myself and had sympathy from many people. Therefore I challenge the way called "photo calligraphy haiku" that put a photograph and calligraphy together in a haiku, which there is not of having walked anyone.
I am charmed to a haiku, a photograph, calligraphy ... speed.
俳誌「銀漢」2012年5月号 -万華鏡- 掲載
JUGEMテーマ:花の記憶
ブログランキングに参加しています(⌒▽⌒)
↓ポチッと応援クリック↓いただけると励みになります★
にほんブログ村

| < 前のページ | 全 [22] ページ中 [1] ページを表示しています。 | 次のページ > |


