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山茶花の色褪せぬまま崩れたる2014.03.14 Friday
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山茶花の色褪せぬまま崩れたる
さざんくわの
いろあせぬまま
くづれたる
The color of sasanqua does not fade
Falling apart
毎日新聞 ケータイ写真俳句[2月28日正午〜3月7日正午受付分]佳作
選者:大高翔先生
「山茶花」の鮮やかなこと!
「色褪せぬまま崩れたる」は、この華やかな散り方をまさに表現していますね。
俳誌「銀漢」2014年7月号 -星雲集- 掲載
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紅梅と白梅ほほを染むる君2014.03.09 Sunday
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紅梅と白梅ほほを染むる君
こうばいと
はくばいほほを
そむるきみ
横顔の黒い瞳
交錯し
あと少し
Red plum blossoms and white plum blossoms
You to blush
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鴨と鯉 僕は泳ぐ 君をみつける2011.01.06 Thursday
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鴨と鯉
僕は泳ぐ
君をみつける
かもとこい
ぼくはおよぐ
きみをみつける
♪カモとコイ
ボクは泳ぐ
キミを見つける
♪カモン 恋!
人生の夕暮れに
穏やかな夕焼けを、一緒に眺めたい
寄り添って
杖でも、つきながら・・・
※五・七・五ではなく、
五・六・七で詠みました。
階段を上がるように・・・
出演;井の頭公園の鴨、鯉、白鳥ボート
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その奥へ 行こう 秘密の花園よ2011.01.02 Sunday
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その奥へ
行こう 秘密の
花園よ
そのおくへ
いこう ひみつの
はなぞのよ
外は真冬で、
乾いた風が吹いて
例年を下回る寒さだったけれど・・・
君がガラスの扉を開けたら、
そこは温室で、
温かくて
湿り気に満ちていて、
ホッとした。
熱帯の植物が、けだるく重たそうに繁っていて、
メアリーがコリンと忍び込んだ『秘密の花園』(The Secret Garden 、フランシス・ホジソン・バーネット著、1909年発行)を想わせた。
熱帯のけだるくて重たい植物が繁る中、
温かい湿り気の奥へ、
君と手を繋いで
どこまでも歩いて行きたかった・・・
ピンクのブーゲンビレアが
咲いている
ピンクのブーゲンビレアの
奥へ目を凝らしたら、
紅く、
二つ、
動いている・・・
ふりむく二羽の鳥が、
あざやかに紅く、
椰子の木にとまる
出演;
井の頭自然文化園の熱帯鳥、熱帯鳥温室のブーゲンビレア
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晩秋や 苦瓜 最期の実をつける2010.11.14 Sunday
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晩秋や
苦瓜 最期の実をつける
ばんしゅうや
ごーやさいごの
みをつける
夏には
勢いよく大きな実をたくさんつけた、
苦瓜の棚。
晩秋に
ささやかな小さな実をつけました。
やわらかくておいしい小さな実…
毎日新聞 ケータイ写真俳句[10月29日正午〜11月5日正午受付分]
入選
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夜、ススキゆれて 止まるな、行けという2010.10.28 Thursday
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夜、ススキゆれて
止まるな、行けという
よる、すすき
ゆれて とまるな、
いけという
錆びたトタン板の
角を曲がる・・・
私を待つ人がいる・・・
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