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    桜咲ききる前別れ切り出せり


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    posted by: 福田 泉(FUKUU) | 赤坂 | 20:05 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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      草萌ゆる事に気づくや我の道


      草萌ゆる事に気づくや我の道

      くさもゆる
      ことにきづくや
      われのみち



      私は何があっても
      自分らしく生きていく



      やりたいことやって
      書の稽古に通うと決めたら、



      世界が
      キラキラ輝いて見えてきた



      九日前、



      春の雨が靄のように漂う
      朝の通勤路



      地下鉄から地上に出て
      歩き始めたら、



      コンクリートの目地から萌え出る
      一つ一つの雑草が
      目に飛び込んできた



      石垣の隙間から萌え出る、
      雑草が美しい



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      posted by: 福田 泉(FUKUU) | 赤坂 | 09:10 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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        骨組みのビルより漏れし春夕焼


        骨組みのビルより漏れし春夕焼

        ほねぐみの
        びるよりもれし
        はるゆやけ


        俳誌 炎環 2017年5月号

        JUGEMテーマ:花の記憶


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        posted by: 福田 泉(FUKUU) | 赤坂 | 13:05 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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          ああ、つひに、桜紅葉の燃ゆるかな

           

          ああ、つひに、桜紅葉の燃ゆるかな

           

           

          ああ、つひに、

          さくらもみぢの

          もゆるかな

           

          桜の紅葉は、黄色から始まって

          次第に色が深くなって

          最後には赤くなる。

           

          黄色いまま散る葉もあれば、

          赤く燃えるまで枝に残っている葉もある。

           

           

          根元をみると、

          時に散った葉が

          色とりどりに積み重なっていて、

          丁寧に作られたスープのように、美しい。

           

          決断の速さ、ためらい、、、

           

          時は、

          瞬時に手放していく片道切符のようで

          日々消えていく可能性。

           

          できなかったことを悔やむけれど、

           

          やがて積もれば

          美しい景色になるのかなぁ。

           

           

          俳誌「炎環」2017年2月

          JUGEMテーマ:花の記憶


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          posted by: 福田 泉(FUKUU) | 赤坂 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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            秋草や夏の名残の香りたつ


             

            秋草や夏の名残の香りたつ

             

            あきくさや

            なつのなごりの

            かをりたつ

             

            朝の冷ややかさに
            草の香りがにじむ

            草は夏の名残のグリーン
            まだ枯れてはいない

             

            俳誌「銀漢」2017年2月 -星雲集-

            JUGEMテーマ:花の記憶


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            posted by: 福田 泉(FUKUU) | 赤坂 | 11:12 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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              鰯雲背骨をなぞる飛行機よ



              鰯雲背骨をなぞる飛行機よ



              いわしぐも

              せぼねをなぞる

              ひかうきよ











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              posted by: 福田 泉(FUKUU) | 赤坂 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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                ガラスの壁を越えるべき時に


                 

                もっと仲良くなるか、距離をおくか

                分かれ道の上にいる

                私の人生だから、
                私が決める部分と
                流れに乗る部分と

                曇天の切れ目から
                青空が青い目のように覗く

                青き目やガラスの壁をすり抜けぬ

                手を当てしガラスの壁や空高し

                鳥は鳴きて対話せり

                 

                JUGEMテーマ:花の記憶


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                posted by: 福田 泉(FUKUU) | 赤坂 | 12:25 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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                  桜と新緑のバトンタッチ


                  桜と新緑のバトンタッチ

                  桜が散る頃
                  いろんな木々の枝に現れる
                  桜の花びらくらいの大きさの
                  小さくてかわいい新緑の葉っぱ



                  花びらから葉っぱへのバトンタッチ

                  新緑が花びらの大きさなのは
                  何日くらい?

                  葉っぱは日に日にグングン大きくなって
                  花びらの大きさを忘れてしまう



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                  posted by: 福田 泉(FUKUU) | 赤坂 | 20:01 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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                    筆先に涙を吸はし花の底


                    筆先に涙を吸はし花の底

                    ふでさきに
                    なみだをすはし
                    はなのそこ

                    木簡の臨書に夢中になっている。

                    古典の臨書にハマりすぎると
                    アートできなくなる、という話を聞く。

                    古典は何千年の積み重ねの結晶なので、
                    古典を学ぶには人生は短すぎる、ということなのだろう。



                    墨を落とすと、紙に滲む。

                    今の私は、沈んでいて
                    深いところに潜っていたい。

                    白い紙に、黒く滲んでいく
                    墨のことばかり、考えていたい。

                    周りと遮断していたい。
                    日々の生活の糧を得るために、しない。

                    気づいたら、やわらかい緑色の新芽が伸びだしていて
                    気づいたら、桜もツツジもほころび始めている。

                    未来を切り開くには花開く先にいるべきなのに
                    世界に背を向けているのに、
                    ほおりだすことができない。

                    沈んでいく時に、臨書はちょうど良いのかもしれない。



                    星残る...

                    墨の滲みと、線の太さと、筆をひっぱる方向性と
                    点を打つ位置を考える。
                    アートする時のような、何を表現したいのかを考えない。



                    すべてが春に向かって、花開こうとしているのに
                    花の底に溜まっている涙をみつけた。



                    俳誌「炎環」2016年6月 -炎環集- ◇ 吸はす→吸はし と添削
                    JUGEMテーマ:花の記憶

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                    posted by: 福田 泉(FUKUU) | 赤坂 | 13:54 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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                      雨の夜の終はりて眩し花ゑんど


                      雨の夜の終はりて眩し
                      花ゑんど

                      あめのよのをはりてまぶし
                      はなゑんど

                      「ゑ」というかなが好きです。
                      るの下に、
                      くねくねくね、としたつるのような線が絡まって
                      かわいいなぁ

                      豌豆は、「ゑんど」と書きます。

                      over the night of rain, dazzling sunshine
                      Vetch flowers


                      いつのまにか、カラスノエンドウが咲いていました。

                      道端や空き地のちょっとしたところで、
                      小さいけれど、つるを優雅にカーブさせて
                      小さいけれど、蘭のような花を咲かせる

                      子供の頃からとても好きな雑草に
                      「ゑ」というかながとても似合っていることに気づきました★



                      早咲きの桜に
                      深緑色のメジロがたくさん訪れています。

                      まるで、緑色の果実が急いで実っていくように
                      枝が重そうに揺れて...


                      桜の季節まで、あと半月くらいかなぁ〜
                       
                      俳誌「銀漢」2016年6月 -星雲集-
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                      posted by: 福田 泉(FUKUU) | 赤坂 | 11:42 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |