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赤蜻蛉 一頭 吾とくつろげり2011.10.08 Saturday
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赤蜻蛉 一頭 吾とくつろげり
あかとんぼ
いっとうわれと
くつろげり
群れから離れて、私のそばにとまった赤蜻蛉。
手を伸ばして写真をとっても逃げる様子はなく、
いつまでもそばにいました。
毎日新聞 ケータイ写真俳句[9月22日正午〜9月30日正午受付分]入選
俳人 大高翔先生より、
「赤蜻蛉」への親しみが存分に感じられます。
「一頭」と「吾」のかけがえのない「くつろげり」の時間が、なんともほほえましい。
との講評をいただきました。ありがとうございます。
[FUKUU's photo haiku]
The red dragonfly relaxes beside me.
先月から、俳句の勉強の場である、句座に出席しはじめました。
句座で
蜻蛉は「群れ」でいるものなので
「蜻蛉の群れ」という表現はしない、
という話をきいて、
赤蜻蛉は、ほんとうは「群れ」ているものなのに
群れから外れて
私のそばに、くつろぎにきたんだなぁ・・・
と思いました。
冷たい抹茶でも、温かい抹茶でも、おいしく感じられる
ちょうど良い気温の、
秋の晴れの日の午後でした。
洋酔塾 〜六義園吟行・松代家俳句会〜JUGEMテーマ:トンボ
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夏遊び 気づけば涼し 藍の空2011.08.03 Wednesday
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夏遊び 気づけば涼し 藍の空
なつあそび
きづけばすずし
あいのそら
夢中になって遊び、遊び疲れて見上げると、
日が傾き始めて青色から藍色へ変わり始めた空に、
黒い電線が、メロディーを奏でる五線譜のように延びていました。
[FUKUU's photo haiku]
Playing in the summer, it became cool, when I noticed, dyed indigo blue sky.
この写真俳句を詠んでいる時に浮かんできたメロディーがあります。
どの曲だったのかなかなか思い出せなくて、
部屋でCDの棚をいろいろひっくり返したり、歌詞検索サイトで調べたりして、
2〜3日してからやっと思い出しました。
♪AUTO PILOT "summer rider"
〜もう過ぎたコトだって
遠い夏の幻って言わないで
まだまだ ふざけて遊ぼう
クラクラしたまま 怒られてる方がイイ
わかってるさ
かすかに揺れる日射しの方へ
夏遊びは子供の頃で終わらせていなければならないのかもしれませんが…
まだ終われません。
逃避ではなく、積極的な遊び。
遊び疲れた先に
新しい世界と、幸せへ繋がる扉が開けていますように…
日常生活とのバランスに配慮しながらも、全力を尽くしていきたいです。
毎日新聞 ケータイ写真俳句[7月15日正午〜7月22日正午受付分]
掲載
写真;七澤菜波墨彩教室@根岸の長屋にて
紙に向かって筆を動かす…
筆を動かすたびに、墨の香りがして、
字の奥には、何千年の試行錯誤の跡が残っていることを感じます…
暑い日で、蚊取り線香の香りがして、お馴染みの仲間とお菓子と一緒に、
タイムトリップ…JUGEMテーマ:夏休み
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