春雨の 枝へ留まり 真珠めく
はるさめの
えだへとどまり
しんじゅめく
この一句は、時間がかかりました。
春、雨、枝、真珠という言葉がうまくそれぞれの重みを持ってつながるまで、
2ヶ月かかりました。(うまい具合につながった時は、嬉しかったです)
そうして…小沢健二さんのコンサートへ行ったら、
大好きな曲「おやすみなさい、仔猫ちゃん!」の歌詞に
空へ高く少し欠けた月
草の上に真珠みたいな雨粒という一節があることに気づきました。(1994年発売の名盤「LIFE」の収録曲です)
「雨粒は真珠」というフレーズは、自分で発見して作ったつもりでしたが、
小沢健二さんの曲を通じて、私の潜在意識に入り込んでいたのかもしれません。
それとも、「雨粒は真珠」というイメージは
誰の心にもあるものなのでしょうか...
[FUKUU's photo calligraphy haiku]
Spring rain perches on the branch, like pearls.
クリックして、狐と腕組みしてみませんか^^→
小沢健二さんのコンサート会場には、狐がいました...
そして、お揃いのコンサートグッズを着ています♡
※クリックがランキングの順位に反映される仕組みですm(_ _)m小沢健二さんのコンサートは素晴らしく、
カルテットの弦の響きへ、小沢健二さんの声とギターが伸びて溶けてゆき、
メロディーと歌詞は美しく、朗読の物語は展開していきました...
オザケンは永遠の王子様だと思いました☆
毎日新聞 ケータイ写真俳句[3月30日正午〜4月6日正午受付分]掲載
新黄金俳句会 松川洋酔塾 3月
俳誌「銀漢」2014年7月号 -星雲集- 掲載