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    月白
    『月白』

    二の腕の固くありたり酔芙蓉

    手の甲の真中の熱さ秋灯

    月白のソファ鞄の置かれをり

    掻きあげし髪の固さや秋の風

    月光に晒してをりし左耳

    スカートの裾のほころび牽牛花

    左膝の怪我に触れをり鉦叩

    「酔芙蓉」
    朝に白い花を咲かせ、午後になると次第に紅を帯びる。

    「月白」
    月が出ようとして、空がほの明るくなる。

    「牽牛花」
    朝顔の漢名。
    牛が入ると漢(おとこ)っぽいなぁと思います。
    朝顔は可憐ですが、
    いろいろなところに力強く蔓をのばして這い上がったり
    びっくりするほど大きな花をパカっと咲かせたり…
    男性的だなぁと思います。

    「鉦叩」
    灌木や垣根、植込みに棲み、秋にチンチンと鐘を叩くようなかすかな澄んだ声で鳴くが、
    姿はめったに見られない。
    ふいに心臓が早鐘を叩かれたり…

    『つきしろ』

    にのうでのかたくありたりすいふよう

    てのかふのまなかのあつさあきともし

    つきしろのそふぁかばんのおかれをり

    かきあげしかみのかたさやあきのかぜ

    ぐわつくわうにさらしてをりしひだりみみ

    すかーとのすそのほころびけんぎうくわ

    ひだりひざのけがにふれをりかねたたき


    ◆巻頭作家 エッセイ

    小学校で初めて受けた国語の授業が忘れられない。
    父の仕事の関係で米国にいたので、読み書きができずに入学した。

    一年生の教科書の一ページ目は『あおいそら しろいくも』で、先生が黒板にチョー クで大きく『あ』と書いて「あ」と言った。
    手を伸ばしても届かない大きな青空が 「あおいそら」という五つの形に凝縮されることに衝撃を受けた。

    字を書くのはノートなので、ノートの神様がいると思った。
    ノートに字を書きながら、ノートの神様と話した。

    習う字が増えて字がつながると言葉になった。絵本が読めるようになり、児童書が読め るようになった。私は物語を作る人になる、と小学校四年生の時に思った。

    その後そのまま大人になってしまったが、思いは埋火のようにくすぶり続け、仕事をきっかけに俳句に出会った。


    炎環2017年12月号

    JUGEMテーマ:花の記憶


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    posted by: 福田 泉(FUKUU) | 二子玉川、二子新地 | 10:46 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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