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    そらはうみ 枯木は魚の骨となる


    そらはうみ 枯木は魚の骨となる

    そらはうみ
    かれきはうおの
    ほねとなる

    枯木とは;季語では、枯死した木ではなく、落葉樹が冬に落葉し尽くしたことをいいます。
    枯木は、春にはまた芽を吹き、葉となり花を咲かせます...




    [FUKUU's photo haiku]
    The sea becomes the sky.
    Deciduous trees become bones of fish.



    毎日新聞 ケータイ写真俳句[1月13日正午〜1月20日正午受付分]入選
    俳人 大高翔先生より
    「そらはうみ」と見立てたことで、風景が一変しますね。
    「枯木」は、大きくて静かな海に刺さる「魚の骨」となる。不思議な情景が広がります。
    との講評をいただきました。ありがとうございます。

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    俳誌「銀漢」2012年5月号 -星雲集- 掲載
    JUGEMテーマ:空の写真

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    posted by: 福田 泉(FUKUU) | 赤坂 | 11:09 | comments(4) | trackbacks(0) | - | - |
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      三日月は神の爪先 山眠る


      三日月は神の爪先 山眠る

      みかづきは
      かみのつまさき
      やまねむる

      山の季語;【春】山笑ふ 【夏】山滴る 【秋】山粧ふ 【冬】山眠る



      夜の空は 薄いベール
      むこう側であふれる光を 覆い
      せき止めているの

      天使がベールに 穴を開ける
      小さな光 こちら側へ 流れ出す
      べつの天使が 絵の具を一滴 たらしたら
      またたく星となりました

      神様の大きな足が 動きます
      爪の先が ベールにひっかかり
      爪のかたちに 裂けました

      ああ、三日月が現れた
      山のほうへ 傾きます

      重い足 重い一歩

      山は 静かに 眠っています




      [FUKUU's photo haiku]
      The crescent moon is the tiptoe of God.
      The mountains are sleeping.

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      俳句;銀漢俳句会 すす逃げ吟行句会にて
      写真;奈良 東吉野の山奥 藤本安騎生さん宅の裏庭 ※藤本安騎生さんの句集「高見山」

      書;七澤菜波墨彩教室にて


      俳誌「銀漢」2014年5月号 -星雲集 伊藤伊那男選- 掲載

      JUGEMテーマ:奈良県

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      posted by: 福田 泉(FUKUU) | 奈良 | 22:14 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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        凍雲へ


        氷閉づ 彼の日の水面 閉ぢこめて

        こおりとず
        かのひのみなも
        とじこめて



        氷る影 ブーツの先に入り込む

        こおるかげ
        ぶーつのさきに
        はいりこむ



        凍雲へ まつすぐな道 歩きたり

        いてぐもへ
        まっすぐなみち
        あるきたり

        凍雲;寒い空に滞って、動かない雲

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        春の雪解けを待つ、という手もありますね...
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        氷に閉じ込めたのは、
        あの日偶然に落ちてきた、端のちぎれた枯葉...
        寒い夜、冷たい風、枯葉を抱えてうずくまる...

        つま先には、氷る影...

        空は広く、雲が凍りつく...

        道はまっすぐで、見通しがよくて
        左右を見たら、風を避ける場所はない

        それでも、まっすぐ歩こう...

        [FUKUU's photo haiku]

        "To the frozen cloud"

        The ice has closed,
        shut the surface of that day.

        The freezing shadow steps into the tiptoe of boots.

        To the frozen cloud,
        I'm walking on the straight road.


        一句目;毎日新聞 ケータイ写真俳句[1月6日正午〜1月13日正午受付分]掲載

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        posted by: 福田 泉(FUKUU) | | 01:17 | comments(5) | trackbacks(0) | - | - |
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          ビロードの闇が溶け出す 冬薔薇


          ビロードの闇が溶け出す 冬薔薇

          びろーどの
          やみがとけだす
          ふゆそうび

          Kinki Kids「ビロードの闇」から、本歌取りした一句です。

          本歌取りとは、和歌や連歌、俳句などの技巧で、
          古歌(本歌)の1句もしくは2句を自作に取り入れて作品作りを行うことで、
          藤原定家(平安末期から鎌倉初期という激動期を生きた、代表的な新古今調の歌人)
          により、一世風靡しました。

          初めて、本歌取りへ挑戦して、緊張しながら丁寧に詠みました。

          薔薇は初夏の季語ですが、
          KinKi Kidsは、冬の薔薇のイメージがします☆

          冬の薔薇が、闇の中で、花開きます
          ビロードの手触りがする、花びら、濃厚な香り...
          満開になったかと思ったら、
          みるみるうちに花びらがこぼれていきました
          闇の中へと…溶けていくように…


          [FUKUU's photo haiku]
          The dark of velvet thaws out, roses of winter.

          銀漢俳句会新年俳句大会 入選(大山かげもと選)
          俳誌「銀漢」2012年5月号 -星雲集- 掲載

          JUGEMテーマ:KinKi Kids
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          posted by: 福田 泉(FUKUU) | Kinki Kids | 01:13 | comments(4) | trackbacks(0) | - | - |
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            初雪のしづくとなりて 罔象女


            初雪のしづくとなりて 罔象女

            はつゆきの
            しずくとなりて
            みづはのめ

            今日、東京で初雪が降りました。

            初雪は、地面に落ちた瞬間に溶けてしまいます・・・
            舞い散る雪が次々と落ちて、白く積もることなく、溶けていきます。
            アスファルトが、黒くしっとりと濡れていきます。

            毎日続いた冬青空が閉じて、35日間続いた乾燥注意報が終わり、
            大気にひんやりとした潤いが満ちました・・・

            罔象女(みづはのめ);水一切を司る女神



            奈良 東吉野の丹生川上神社の御祭神で、
            祈雨には黒馬を、止雨には白馬又は赤馬を献じたそうです。



            境内に井戸があって、コップに汲んでもらって飲んだら
            すきとおっていて、冷たかったです・・・

            [FUKUU's photo haiku]
            Here comes to a drop of first snow,
            "Mizuhanome",Goddess of water.

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            銀漢俳句会 すす逃げ吟行句会
            俳誌「銀漢」2012年4月号〜星雲集〜掲載
            JUGEMテーマ:奈良の寺社仏閣

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            posted by: 福田 泉(FUKUU) | 奈良 | 00:41 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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              散歩道 けふは曲がりて 初詣

              散歩道 けふは曲がりて 初詣

              さんぽみち
              きょうはまがって
              はつもうで



              妹の食積 閉ぢぬ重の蓋

              いもうとの
              くいつみ とじぬ
              じゅうのふた

              食積(くいつみ);重箱におせち料理をつめること



              お雑煮を 一日二日 かへる母

              おぞうにを
              ついたちふつか
              かえるはは


              箸紙に 家族の名前 父の筆

              はしがみに
              かぞくのなまえ
              ちちのふで

              箸紙;おせち料理を食べる祝箸の袋



              [FUKUU's photo haiku]
              Walking of today turns to New Year shrine visit.

              New Year foods packed in a nest of lacquered boxes by my little sister,
              the lid can't close.

              Mother cooks "Zoni (soup with rice cakes and vegetables on New Year's Day)",
              changing first day and second day.

              On paper wrapping chopsticks,
              names of family written by father.

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              posted by: 福田 泉(FUKUU) | 愛犬、愛猫たち | 01:26 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
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                包まれて 抱かれて外へ 初旅へ


                包まれて 抱かれて外へ 初旅へ

                くるまれて
                いだかれてとへ
                はつたびへ

                妹に赤ちゃんが産まれました。

                厳重に包まれて、抱いてもらって
                いざ、外へ・・・

                包まれているから、温かいですね。
                外は寒くても・・・

                包まれる温かさ、抱かれる幸せと発見は
                原体験へ沈んでいきます・・・

                初めての旅が始まりました・・・

                [FUKUU's photo haiku]
                Wrapped and hugged,
                to outside, to first journey.



                赤ちゃんは、泣くのもお仕事・・・

                毎日新聞 ケータイ写真俳句[12月22日正午〜1月6日正午受付分]入選
                俳人 大高翔先生より、
                「包まれて抱かれて」は、大切に守られている赤ちゃんの様子なのですね。
                「外へ」それも「初旅へ」という人生初のイベント、
                大きな記念であり、とてもおめでたいです。
                との講評をいただきました。ありがとうございます。

                にほんブログ村 ポエムブログ 写真俳句へ産まれたばかりの拳をクリックしてみませんか^^
                何が入っているのカナ!?
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                posted by: 福田 泉(FUKUU) | 横浜、湘南、お台場 | 22:29 | comments(6) | trackbacks(0) | - | - |
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                  鏡餅 カプセルのなか 止まる時


                  鏡餅 カプセルのなか 止まる時

                  かがみもち
                  かぷせるのなか
                  とまるとき

                  鏡餅をつつむカプセルは、タイムカプセル。

                  物理的側面から検証すると、
                  酸素を遮断して、
                  酸化を防いで、乾燥を防いで、フレッシュな状態を保ちつつ、

                  本質を探ると、
                  時の進行を止めているのかな。

                  酸化≒老化≒時が進んでいくこと・・・




                  今日は、鏡開きですね★

                  タイムカプセルを開けて、酸素を入れて、
                  新しい年へ踏み出そう。


                  透明で、安穏とした、カプセルに閉じこもって、立て籠もって
                  時の流れから、逃避行・・・

                  時の流れから解き放たれて、休みたいと、しばしば思いますが、
                  この世界では、容赦なく、時が流れていく。


                  宿命としての、酸素・・・
                  酸素がなければ、生きていけず、
                  酸化し続けていく他に、術がないから。


                  [FUKUU's photo haiku]
                  "Kagami-mochi (a mirror-shaped rice cake)" is in a capsule, time stops.

                  Kagami-mochi (a mirror-shaped rice cake) is used as a New Year offering,
                  then cut and eaten on January 11.

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                  posted by: 福田 泉(FUKUU) | 部屋 | 23:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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                    燃えさしはかぎろひの跡 冬麗

                    燃えさしはかぎろひの跡 冬麗

                    もえさしは
                    かげろいのあと
                    ふゆうらら

                    かげろひ;厳冬のよく晴れた日の出前、東の空を彩る陽光


                    奈良 宇陀川沿いにある小高くて小さな丘、かぎろひの丘を訪ねたら、
                    高見山がよく見えて、


                    すっかり冬で、草木は枯れていました。

                    地面には、丸く、焚き火で焦げた跡が残っていて、
                    枯れ草に混じって、燃えさしが散らばっていました。


                    ひむがしの野に かぎろひの立つみえて
                    かへりみすれば 月かたぶきぬ 柿本人麻呂

                    地面に散らばっていた燃えさしは、
                    柿本人麻呂が詠んだ「かぎろひ」を
                    見れるかどうかわからないかぎろひを
                    かぎろひを観る会の方々が
                    寒い中焚き火にあたりながら、待っていた跡だそうです。


                    はるか遠い飛鳥時代、
                    柿本人麻呂が、この小さな丘に立って、
                    かぎろひを見て、振り返ったら、傾いていく大きな月を見た様子を思い浮かべたら、

                    東と西に、太陽と月の、壮大な光のドラマ...

                    電灯がなかった時代、光はさらに大きく、前から後ろから降りかかってきて
                    息を呑むような、いろとりどりの豊かな色に燃えて
                    小さな丘に、燃えさしを残していった...

                    その燃えさしは、今、私の足元に散らばっているのだと...

                    [FUKUU's photo haiku]
                    Embers are the mark of heat haze, the beauty of winter.

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                    奈良 かぎろひの丘万葉公園にて
                    銀漢俳句会 すす逃げ吟行句会
                    JUGEMテーマ:奈良県

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                    posted by: 福田 泉(FUKUU) | 奈良 | 00:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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                      遠くから 近くから 灯よ ありがとう


                      遠くから 近くから 灯よ ありがとう

                      とおくから
                      ちかくからひよ
                      ありがとう


                      誕生日のお祝いの言葉を、たくさんの方からいただいて
                      とても嬉しいです。
                      ほんとうにありがとうございます。


                      また、写真俳句を楽しみにしているとの声をいただき、
                      とても励みになります。
                      すぐそばに潜んでいる美しいモノを、そっと拾って、磨いて
                      形にしていきたいです。


                      辛いことも多いですが・・・
                      目の前のキラキラとした光を見逃さず、大事にすることが
                      人生を豊かにしていくと、信じて・・・


                      [追記]
                      誕生日ケーキは、妹からのプレゼントです。
                      妹は来れないということで、事前に用意してくれていました。
                      家族みんなで、バースデーソングを歌ってくれました。

                      JUGEMテーマ:Happy Birthday !

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                      posted by: 福田 泉(FUKUU) | 横浜、湘南、お台場 | 13:20 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |