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    春雨を拭ふワイパー きりのなし


    春雨を拭ふワイパー きりのなし

    はるさめを
    ぬぐうわいぱー
    きりのなし



    つまり、それは
    春の愁ひのやうなもの

    [FUKUU's photo calligraphy haiku]
    The wipers wipe spring rain,
    go on forever.

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    平野 壮弦先生のSOGEN書芸塾ARC 3月の創作クラスにて
    俳誌「銀漢」2014年6月号 -星雲集- 掲載
    JUGEMテーマ:花の記憶

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    posted by: 福田 泉(FUKUU) | 石神井 | 02:13 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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      やはらかき豆腐の沈み 針供養


      やはらかき豆腐の沈み 針供養

      やわらかき
      とうふのしずみ
      はりくよう

      針供養;針を使うのを忌みつつしむ日
      使って折れた針を、神前の豆腐へ刺して納める




      ひと針刺して、縫うごとに、
      物語が進み、何かができてくる。

      自分の物語は自分で進めなきゃいけないから、覚悟を決めて
      針を刺していくけれど、

      凄く硬い布もあって

      刺せずに折れたり、
      なんとか刺せても曲がったり。



      やわらかで、抵抗もなく、ただ沈んでいく…
      潤いに満ちていて、静かで、白い空間…

      尖っていなくても、折れていても、曲がっていても
      沈んでいける…

      そういう場所と時間も設けよう…



      [FUKUU's photo calligraphy haiku]
      Sinking of tender soybean curd,
      Memorial services for broken needles.

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      やわらかく、ただ沈んでみてください...
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      第五十回 2012年2月 「湯島句会」作品集掲載
      JUGEMテーマ:花の記憶
      JUGEMお題:あなたが落ち着く場所はどこですか?

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      posted by: 福田 泉(FUKUU) | 部屋 | 13:38 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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        草青む 石垣の目地 縁取りて


        草青む 石垣の目地 縁取りて

        くさあおむ
        いしがきのめじ
        ふちどりて



        石垣の目地のすきまに、根を潜り込ませていた草が
        春の光を浴びて、伸び出します。

        冬の間、固くて根を降ろせなかった
        石垣の固い石を、

        やわらかく、やさしく、 フリルのように 縁取って…



        [FUKUU's photo haiku]
        The grass is bluer,
        bordering the joints of the stone wall.

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        石垣のすきまから伸びた小さな草に、かわいらしい紫の花が咲きます★
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        毎日新聞 ケータイ写真俳句[3月9日正午〜3月16日正午受付分]掲載
        俳誌「銀漢」2012年7月号 -星雲集[秀逸] 伊藤伊那男選- 掲載
        俳誌「銀漢」2012年8月号 -7月号星雲集 十句選 中村孝哲選- 掲載

        JUGEMテーマ:花の記憶

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        posted by: 福田 泉(FUKUU) | 赤坂 | 00:35 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
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          桜草 蕾の奥にまた蕾


          桜草 蕾の奥にまた蕾

          さくらそう
          つぼみのおくに
          またつぼみ



          母が桜草の鉢を届けてくれました。



          花がすぐに萎れてきて、
          日中、仕事に行っている平日、カーテン越しの光では不十分なのか
          心配しましたが...



          奥に蕾があって、さらにその奥に、小さな蕾が控えていました...

          [FUKUU's photo calligraphy haiku]
          Primrose, there are buds in the bottom of the buds.

          萎れた花は、八重で濃いピンク色をしていましたが、
          奥の蕾から咲いた花は、一重で薄い黄色でした。

          鉢の隙間へクリックして水やりしませんか→ にほんブログ村 ポエムブログ 写真俳句へ
          ちょうど良く水やりするのは難しいですよね^^
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          毎日新聞 ケータイ写真俳句[3月2日正午〜3月9日正午受付分]掲載
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          posted by: 福田 泉(FUKUU) | 部屋 | 06:06 | comments(4) | trackbacks(0) | - | - |
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            鳥帰る いつもの樹下に愛鳥家


            鳥帰る いつもの樹下に愛鳥家

            とりかえる
            いつものじゅかに
            あいちょうか

            鳥帰る;渡り鳥が、春北方へ帰ること



            駒沢公園を歩いていたら、一本の大きな樹があって、
            白くて大きな望遠レンズを付けたカメラを首から下げている人たちがいました。

            話しかけてみたら...

            渡り鳥の季節、
            いろんな珍しい、遠いところから飛んでくる小鳥たちが、
            なぜか休憩していく樹とのこと。

            駒沢公園にはたくさん樹がありますし、
            駒沢公園以外にも、東京といえど、たくさん樹があるのに、
            なぜかこの樹にとまるとのこと。

            珍しい小鳥の姿を撮りたくて、
            ある人は毎週末、ある人はほぼ毎日、この樹の下へ通っているそうで、
            顔をあわせているうちに知り合いになっていくそうです。

            そんな話を、撮った写真を見せていただきながら和やかにしていたら、
            急にみなさんが黙って緊張が走って...
            指差すほうを見上げたら、
            可愛らしい、珍しい小鳥がいました。
            (名前を教えてもらったのですが、忘れてしまいました)

            時がきたら 鳥帰る
            何千キロもの旅をして

            何千キロは 点と点の積み重ね

            空から下を見下ろせば
            どれほどたくさん樹があれど
            いつもの樹は ただひとつ




            鳥にしてみたら、
            ただひとつのいつもの樹を積み重ねたら
            気づいたら 何千キロもの旅になっている

            という感覚なのかもしれないですね...

            そんな鳥たちを愛でている、愛鳥家さんたちの姿もいいなぁと思いました★



            [FUKUU's photo calligraphy haiku]
            The birds return. Under the usual tree, there is a bird lover.

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            JUGEMテーマ:鳥が好き!

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            posted by: 福田 泉(FUKUU) | 三軒茶屋、世田谷 | 23:58 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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              樹、樹、樹、樹、

              輪廻転生 春来たる

              樹から樹へ 

              僕らの命


              続いてく 

               

               

              がぽとりと落ちてくる 

              き、き、き、き、き
              りんねてんせい
              はるきたる

              きからきへ
              ぼくらのいのち
              つづいてく

              さくらそら
              はるがぽとりと
              おちてくる

              Tree, tree, tree, tree, tree,
              metempsychosis,
              Spring is coming.

              From tree to tree,
              our life
              sure follows by.

              Cherry Blossoms, sky,
              Spring is falling plop.

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              命の重さを感じる春です...
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              平野 壮弦先生のSOGEN書芸塾ARCにて、3月のテーマは「樹」でした。

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              posted by: 福田 泉(FUKUU) | | 03:22 | comments(6) | trackbacks(0) | - | - |
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                梅が香の まるく漂ふ 家路かな


                梅が香の まるく漂ふ 家路かな

                うめがかの
                まるくただよう
                いえじかな



                [FUKUU's photo haiku]
                Fragrance of plum blossoms is floating roundly on the way home.

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                毎日新聞 ケータイ写真俳句[2月24日正午〜3月2日正午受付分]入選
                俳人 大高翔先生より
                「梅が香」を「まるく漂ふ」と表現したことで、香りのやわらかさ、優雅さが伝わってきます。
                いつもの「家路」も、特別な幸福感に満たされていますね。
                との講評をいただきました。ありがとうございます。

                JUGEMテーマ:花の記憶

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                posted by: 福田 泉(FUKUU) | 三軒茶屋、世田谷 | 23:05 | comments(4) | trackbacks(0) | - | - |
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                  春空の ほどけ初む先 つかみたし


                  春空の ほどけ初む先 つかみたし

                  はるぞらの
                  ほどけそむさき
                  つかみたし

                  冬の間、きっちりと空を編み上げていた糸が
                  春になって、ゆるんで、ほどけてきているようです



                  ああ、ピンク色の糸が、ほどけながら落ちてきました・・・

                  やわらかく、たなびいています

                  新しいところへ、つながる糸

                  その先をつかみたいです・・・




                  [FUKUU's photo haiku]
                  I want to catch the destination of the spring sky begins to unravel.

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                  平野 壮弦先生のSOGEN書芸塾ARC(アーク)にて、2月のテーマは「糸」でした。
                  「良い句だと思うよ」との講評をいただきました。ありがとうございます。

                  俳誌「銀漢」2012年6月号 -星雲集- 掲載
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                  posted by: 福田 泉(FUKUU) | | 23:21 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
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                    春を待つ 小さき世界の 欠片達


                    春を待つ 小さき世界の 欠片達

                    はるをまつ
                    ちさきせかいの
                    かけらたち



                    書家 七澤菜波先生の写真展「トキノカケラ〜ミエテイルノニミエナイナニカ〜」
                    @ゴッサムカフェ で、
                    これから発芽したがっている欠片を見つけました。



                    小さな瓶、かつて咲いていた花…



                    駅、道路の狭間…



                    埃を払い、手を伸ばして、
                    発芽する…

                    なぜなら、春を待っていたから…


                    [FUKUU's photo haiku]
                    Wait for the spring. Our little piece of the world.

                    piece;「欠片」「小さな作品」「小さな部分」という意味があります。
                    世界の欠片でも、小さな作品でも、私達の中の小さな部分でもいいですよね(^_-)-☆
                    お好きな風に読んでもらえたら、嬉しいです。

                    クリックして、椅子にちょっと腰掛けてみませんか^^→にほんブログ村 ポエムブログ 写真俳句へ
                    ゴッサムカフェのゴッサムな椅子です。
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                    七澤菜波先生と、可愛くて天才詩人のaiちゃんへ、春の光が射し込みますように★
                    ※一番上の写真の4つの瓶は、菜波先生とaiちゃんの共作です。


                    毎日新聞 ケータイ写真俳句[2月17日正午〜2月24日正午受付分]掲載
                    JUGEMテーマ:花の記憶

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                    posted by: 福田 泉(FUKUU) | | 10:22 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
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                      淡雪が奥の奥まで 吉野杉


                      淡雪が奥の奥まで 吉野杉

                      あわゆきが
                      おくのおくまで
                      よしのすぎ

                      淡雪;うっすらと積もった、やわらかで消えやすい春の雪

                      淡雪はすぐに溶けて、山道のアスファルトは黒々と光っていましたが、



                      車窓から、吉野の山奥を覗くと、杉林の根元は白く、
                      奥へ奥へ白が続いていました・・・

                      [FUKUU's photo haiku]
                      Light snow falls to the depths of the depths,
                      there are cedars of Yoshino.

                      車窓から見えた、高見山をクリックしませんか→にほんブログ村 ポエムブログ 写真俳句へ
                      長い間、人の手によって育てられている吉野杉の山の、さらに奥です。
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                      吉野杉の葉についた淡雪は溶け、根元に残っていました。

                      銀漢俳句会 すす逃げ吟行句会にて
                      JUGEMテーマ:奈良県

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                      posted by: 福田 泉(FUKUU) | 奈良 | 00:36 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |