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太陽の筆さばきめく向日葵よ2014.08.31 Sunday
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太陽の筆さばきめく向日葵よ
たいやうの
ふでさばきめく
ひまはりよ
like handwriting of the sun,
sunflower
SOGEN書芸塾ARC(平野壮弦先生)夏合宿 2014年7月
俳誌「銀漢」2014年9月号 -金星句会- 掲載
毎日新聞 ケータイ写真俳句[8月7日正午〜21日正午受付分]掲載JUGEMテーマ:花の記憶
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夏の怒濤に横向きに頬につたふ涙2014.08.24 Sunday
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夏の怒濤に横向きに
頬につたふ涙
乳母車夏の怒濤に横向きに 橋本多佳子句
頬につたふ涙のごはず一握りの砂を示しし人を忘れず 啄木歌
書を練習したり、かきそこなったりして、
いらなくなったものを反古紙(ほごがみ)といいます。
私は反古紙をなかなか捨てれなくて...
一枚一枚、心をこめて
三回転半を決めるつもりで書いているので。
というわけで、3月から始めたお稽古の楷書や俳句の反古紙が
それなりの嵩になっていました。
が、このたび、大きな作品を書かなくてはいけなくなり、
作品に余分に落とした墨を吸い取るために
たくさん反古紙を使うこととなります。
新しい作品が生まれるために
新しい役割を担ってもらうので、
このままなんとなく取っておかれるよりも反古紙にとっては
名誉なことなのかもしれないのですが、
出陣の前に、記念撮影してみました。
本来は世に出さない作品を載せるのも...と思いつつ。
私が、寂しいのですよね。
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音のなき真昼の窪み走り蕎麦2014.08.23 Saturday
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音のなき真昼の窪み走り蕎麦
おとのなき
まひるのくぼみ
はしりそば
音のない店だった。
残暑の貼りつく街、駅の喧騒の中、すっぽりとして
涼しくて...
真昼が窪む。
小さなお猪口に、ウズラ卵。
この店には、街角のいたるところで溢れているBGMがない。
店員は最低限のことしか話さない。
時折、皿の音…
手ですられた、優しいわさび。
少なめの蕎麦つゆ。
The shop without sound
Midday is recessed without sound
The recess of downtown
just-harvested soba
音楽が好きで、音楽がないと生きていけないはずなのに
この空間が気持ち良いと感じるなんて。
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蒙霧升降2014.08.19 Tuesday
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蒙霧升降(ふかききりまとう)は
七十二候の一つで、8月18日〜8月22日頃。
ああ、たしかに
このくらいの時期になると
霧の中をくぐるような。。。
lie deep in fog
季節は初秋。
お盆を境目に、気分が変わる。
世界のどこかのスイッチが切り替わる。。。
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飛ぶために跳ぶ2014.08.14 Thursday
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幾層も山滴れる昼の星2014.08.12 Tuesday
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幾層も山滴れる昼の星
いくそうも
やましたたれる
ひるのほし
雨が降っていたし、とても疲れていたので
霧を抜けて、天界へ行こうと思った。
夏の草は雨で濡れて
坂を上ろうとすると、滑る。
ロープウェーは
木々の茂りの高さに進むので、
木々がそれぞれの形の葉を茂らせて、それぞれの命の歌っているのを
体の横で聴いた。
ふさふさと豊かで
遊牧民のつむぐ絨毯のよう。
ロープウェーが上ると
今までいた世界が小さく見えた。
大勢のカラフルなレインウェアが
ステージとステージの間を歩いたり、屋台で並んだりしている
音楽とおいしいご飯の幸せな世界。
戻りたいけれど、今はちょっと逃避行したい。
ロープウェーは急に下り
清流のせせらぎが聴こえたかと思うと、上る。
雨は霧に変わり、何も見えなくなったかと思ったら
雲の上に滑り出た。
In several layers,Mountain drips
Star of the daytime
そこは、まさに、DAY DREAMING and SILENT BREEZE
屋根と椅子とチルアウトの
白日夢の中へ...
フジロックフェスティバルの山頂のステージへ
世界最長スーパーゴンドラ『ドラゴンドラ』に乗って
白日夢を見てきました。(つまり、昼寝をしました(笑))
スキーで乗るのもいいかもしれませんが
夏の雨の中は素晴らしい。
鉄柱がびっくりするような崖に立っていて
夢のためにあんなにすごい土木工事をした方々に敬意をこめて。
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