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第68回毎日書道展に初入選しました2016.06.28 Tuesday
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新しい扉を開くためには
過去の伝統に触れる必要を感じて、
臨書に励んでいます。
新しい空へ浮かぶには
地中深く潜る時間も必要かなぁと。
その流れで、毎日新聞社の公募展 毎日書道展の
漢字部門に応募しようかなぁと。
書体は、木簡にしました。
紙が無かった時代、
木に書かれた、丸くなったり尖ったりする書体です。
創玄展の応募にあたり木簡の臨書をしたのですが、
一字ごとにいろんな表情があって楽しかったからです。
創玄展の入選作はこちら
他の書体に挑戦して幅を広げることも必要かなぁとも思いつつ、、、
木簡で漢詩を書きました。
星の残る空を雁が飛んでいきます。
笛の声が一すじ聞こえてきます。
中国に暮らした昔の人も
現代を生きる我々も、
同じような旅情にかられるよなぁと思いながら。
紙は床に広げて
体を片手で支えて、紙の上に覆いかぶさって、
下へ下へ書いていくのですが、
空に浮かぶ星のように、
空を飛ぶ雁のように、
空へ響く笛の音のように、
体の下にある紙が空に浮かぶように。
こちらの二点は応募しなかった作品で、
入選作は東京都美術館にて展示されます。
第68回 毎日書道展
東京美術館
2016年7月16日(土)〜23日(土)
午前9時30分〜午後5時30分(入場は30分前まで)
19日(火)は休館日、最終日は午後2時30分閉会
展示作品がたくさんあって探すのが大変かもしれません。
係の方に『福田泉』の作品はどこにあるか、
聞いていただいたら早いと思います。
お近くにいらっしゃることがあれば
寄っていただけたら幸いです(o^^o)
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とまと苗トマトの香りたちのぼる2016.06.20 Monday
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とまと苗トマトの香りたちのぼる
とまとなへ
とまとのかをり
たちのぼる
From tomato seedlings
The aroma of tomato誕生日祝いにもらったトマトの種。
二月に双葉が出たら
トマトの香りがしてびっくり。
水をやりに近づくと
毎日トマトの香り。
トマトの実が無くても
葉と茎から、トマトの香りがたちのぼる。
五月にやっと花が咲いて
緑色の実がなった。
赤くなるのに一か月かかる、と書いてあって
さらにびっくり。
食べると一瞬で口の中を通り過ぎていくのに
育てると時間がかかるのだなぁ。
食べるため、ということもあるけれど
トマトの香りのために
水をやろう。
俳誌「銀漢」2016年10月
俳誌「銀漢」2016年11月号 -10月号星雲集 十句選 宮内孝子選-
JUGEMテーマ:花の記憶
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グレーの色2016.06.16 Thursday
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晴れている日ってそんなに多くなくてグレーの空グレーの電灯
空は青いと決めるのではなくて今日の色を受け入れる
梅雨空やつゆの色に染まりたるつゆぞらやつゆのいろに
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