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暖房とソファうたた寝してをりぬ2017.12.29 Friday
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数へ日や色々ありて今が在り2017.12.26 Tuesday
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食むる鳥ドアは冬空に開けり2017.12.16 Saturday
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平成三十年 写真俳句カレンダー2017.12.13 Wednesday
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平成三十年 写真俳句カレンダー に参加しました。
写真と俳句のコラボレーションを楽しむ
写真俳句のカレンダーで、
全国の写真俳句愛好家の作品を
写真俳句連絡協議会が編集しました。
印刷版 A3壁掛 1,500円
電子版 100円
私は、1月です(o^^o)
お試し読みからご覧いただけます。
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月白2017.12.02 Saturday
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『月白』
二の腕の固くありたり酔芙蓉
手の甲の真中の熱さ秋灯
月白のソファ鞄の置かれをり
掻きあげし髪の固さや秋の風
月光に晒してをりし左耳
スカートの裾のほころび牽牛花
左膝の怪我に触れをり鉦叩
「酔芙蓉」
朝に白い花を咲かせ、午後になると次第に紅を帯びる。
「月白」
月が出ようとして、空がほの明るくなる。
「牽牛花」
朝顔の漢名。
牛が入ると漢(おとこ)っぽいなぁと思います。
朝顔は可憐ですが、
いろいろなところに力強く蔓をのばして這い上がったり
びっくりするほど大きな花をパカっと咲かせたり…
男性的だなぁと思います。
「鉦叩」
灌木や垣根、植込みに棲み、秋にチンチンと鐘を叩くようなかすかな澄んだ声で鳴くが、
姿はめったに見られない。
ふいに心臓が早鐘を叩かれたり…
『つきしろ』
にのうでのかたくありたりすいふよう
てのかふのまなかのあつさあきともし
つきしろのそふぁかばんのおかれをり
かきあげしかみのかたさやあきのかぜ
ぐわつくわうにさらしてをりしひだりみみ
すかーとのすそのほころびけんぎうくわ
ひだりひざのけがにふれをりかねたたき
◆巻頭作家 エッセイ
小学校で初めて受けた国語の授業が忘れられない。
父の仕事の関係で米国にいたので、読み書きができずに入学した。
一年生の教科書の一ページ目は『あおいそら しろいくも』で、先生が黒板にチョー クで大きく『あ』と書いて「あ」と言った。
手を伸ばしても届かない大きな青空が 「あおいそら」という五つの形に凝縮されることに衝撃を受けた。
字を書くのはノートなので、ノートの神様がいると思った。
ノートに字を書きながら、ノートの神様と話した。
習う字が増えて字がつながると言葉になった。絵本が読めるようになり、児童書が読め るようになった。私は物語を作る人になる、と小学校四年生の時に思った。
その後そのまま大人になってしまったが、思いは埋火のようにくすぶり続け、仕事をきっかけに俳句に出会った。
炎環2017年12月号
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