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苺2018.01.26 Friday
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「苺」
春月や我が輪郭の固まりぬ
透明な傘を選べり花の雨
満ち足りることの無きひと水菜買ふ
小蠅わく鉢を捨てずにをりにけり
髪切りて少年のやう著莪の花
葉桜やパステル色の服欲す
青葉寒振り子を止めぬことに決め
栗の花噛みしめぬやう耳回す
みどりの夜化粧落とさず寝てしまふ
苺買ふ君のゐること気づきたり
「いちご」
しゅんげつやわがりんくわくのかたまりぬ
とうめいなかさをえらべりはなのあめ
みちたりることのなきひとみづなかふ
こばへわくはちをすてずにをりにけり
かみきりてせうねんのやうしやがのはな
はざくらやぱすてるいろのふくほつす
あをばざむふりこをとめぬことにきめ
くりのはなかみしめぬやうみみまはす
みどりのよけしやうおとさずねてしまふ
いちごかふきみのゐることきづきたり
「俳句と私」
俳句を始めたきっかけはツイッターです。
ラーメンが美味しい等とつぶやくことが気恥ずかしく、
俳句という衣を纏うことでのびやかになれました。
俳句、写真、書の交差する
大人の絵本のような句集を出したいです。
[炎環30周年合同句集]2018年1月
JUGEMテーマ:花の記憶
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シーサーのゐる朝となり冬日差2018.01.23 Tuesday
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